ただのブログになってませんか?オウンドメディアのコンテンツ選びのポイントを紹介

そのオウンドメディア、ただのブログになっていませんか?
オウンドメディアを立ち上げたものの、「社内の出来事」や「スタッフのひとこと」など、気づけば私的な内容ばかりになってしまっている…そんな状況に心当たりはありませんか?
もちろん、“人となり”が見える記事は親しみを感じてもらいやすいのですが、それだけでは集客や信頼構築といった本来の目的がぼやけてしまうことも。
この記事では、オウンドメディアとブログの違いを整理しながら、業種別のおすすめコンテンツ例、そして私的なコンテンツを入れる際の注意点などを、わかりやすくご紹介していきます。
目次
- そのオウンドメディア、ただのブログになっていませんか?
- オウンドメディアとブログの違い
- オウンドメディアにはどんなコンテンツを載せたらいい?
- 業種別:オウンドメディアのコンテンツ例
- 私的コンテンツを載せる際の注意点
- コンテンツと私的コンテンツの理想的な比率は?
- まとめ:オウンドメディアは“読み手のため”のメディア
オウンドメディアとブログの違い
一見よく似ている「オウンドメディア」と「ブログ」ですが、運営目的や読者に与える印象に大きな違いがあります。
- ブログ:
自由な発信が中心で、日常のこと、感想、社内の出来事など、柔らかくカジュアルな内容が多め。個人の発信にもよく使われます。 - オウンドメディア:
企業やブランドが戦略的に情報を届けるためのメディア。顧客の課題を解決したり、信頼を得るための「読みもの」を継続的に発信していくのが特徴です。
つまり、オウンドメディアは“情報資産”としての役割が強いのです。読者が「役に立った」と思えるコンテンツを積み重ねていくことが、信頼や集客、ブランディングにつながっていきます。
オウンドメディアにはどんなコンテンツを載せたらいい?

「オウンドメディアを始めたけれど、何を書いたらいいのかわからない…」という声はとても多く聞かれます。
実は、正解はひとつではありませんが、基本は“読み手にとって役立つ内容かどうか”がカギになります。
商品やサービスの紹介だけでなく、「その商品を選ぶ前」「買った後」「検討している間」に知りたい情報を提供するのがオウンドメディアの役割です。売り込むより、「なるほど」「わかりやすい」と思ってもらえる記事を増やすことで、自然と信頼が積み重なっていきます。
たとえば、以下のようなテーマは多くの業種で応用可能です:
- よくあるお悩みとその解決策
- 商品・サービスの選び方や比較ポイント
- 導入事例・お客様インタビュー
- 業界のトレンドや最新情報
- 専門的な知識をやさしく解説した読みもの
- 初心者向けの基礎知識ガイド
- よくある質問とその回答(Q&A)
こうしたコンテンツは、読者の「知りたい」に応えるだけでなく、検索にも強くなるため、SEO対策としても有効です。あわせて自社の強みや価値観が伝わるように工夫することで、“売らずに伝える”マーケティングができるようになります。
業種別:オウンドメディアのコンテンツ例
オウンドメディアに何を載せるかは、業種や読者のニーズに応じて変わってきます。ここでは、建設・保険・教育の3業種でよく使われているコンテンツ例をご紹介します。
建設業の場合
読者は「家を建てるか悩んでいる」段階の人が多いため、知識だけでなく、「この会社なら安心できそう」と思ってもらえるような、信頼構築を重視した情報発信がカギです。
そのためには、専門用語を避けてわかりやすく説明したり、実際のお客様の声を取り入れたりと、共感と安心を得られる工夫が必要です。また、担当者の顔が見えるようなストーリー仕立ての紹介も、検討中の読者にとって親近感を与える要素になります。
建設系オウンドメディアのコンテンツ例:
- 「住宅ローンの基本知識」
- 「施工事例紹介とビフォーアフター」
- 「家づくりのチェックポイント」
- 「地域密着ならではのサポート体制」
保険業の場合
「難しそう」「なんとなく不安」と思っている読者に、安心感と納得感を与えることがポイントです。専門的になりすぎず、生活の中でどう役立つかを丁寧に伝えることが信頼につながります。
保険に関するオウンドメディアを行う場合、具体的なライフイベントや悩みに対して、どんな保険がどう役立つのかをストーリーで伝えると、より実感を持って読んでもらえます。読み終わった後に「なるほど、ちょっと見直してみようかな」と思わせる内容が理想です。
保険業系オウンドメディアのコンテンツ例:
- 「保険の種類と違いをわかりやすく解説」
- 「ライフステージ別・必要な保障とは」
- 「よくある勘違いとその対策」
- 「実際にあった安心エピソード(匿名で)」
教育系(塾や学習系アプリ)の場合
子どもを預ける側の保護者の関心に寄り添った、“生活に役立つ情報”を中心に構成すると反応が得られやすくなります。知識だけでなく、「親としてどう関わるか」のヒントを提供できると喜ばれます。
たとえば、家庭学習におけるちょっとした声かけのコツや、子どものタイプ別の対応法など、すぐに実践できる内容が喜ばれる傾向にあります。教育情報に加えて、親の心のケアにも配慮した記事構成が好印象につながります。
教育系オウンドメディアのコンテンツ例:
- 「学習習慣をつけるには?」
- 「おうちでできる勉強法」
- 「教育制度の変化と親ができるサポート」
- 「先輩保護者インタビュー」
私的コンテンツを載せる際の注意点

オウンドメディアにときどき「社内イベント」「スタッフの日常」「代表のつぶやき」など、ちょっとした私的コンテンツを混ぜるのは、人間味が出てファンづくりにつながることもあります。
ただし、注意したいのは「頻度とバランス」です。
読み手が求めているのはあくまで“役立つ情報”です。私的な投稿ばかりになると、「なんかよくわからないブログだな…」という印象を与えてしまうことも。
また、私的コンテンツが多いと、検索流入(SEO)にもつながりにくくなるというデメリットもあります。
コンテンツと私的コンテンツの理想的な比率は?
目安としておすすめなのは、「役立つコンテンツ:私的な発信 = 8:2〜7:3」くらいのバランスです。
たとえば10本の記事を投稿するなら、7〜8本は専門性やユーザーの課題解決につながる内容にして、残り2〜3本くらいを柔らかいトーンでスタッフ紹介や日常ネタにする、というイメージです。
このくらいの比率であれば、「信頼できそう」と「親しみやすそう」がちょうどいいバランスで伝わるので、はじめてオウンドメディアを運営する方にもおすすめです。
まとめ:オウンドメディアは“読み手のため”のメディア
オウンドメディアを成功させるカギは、「自分たちが書きたいこと」ではなく、「読み手が知りたいこと」を軸にコンテンツを考えることです。
ブログ感覚で気軽に書くこともできますが、目的や読者のことを意識しておかないと、せっかくのメディアがただの社内日誌になってしまうことも。
コンテンツの質と方向性をしっかり保ちながら、信頼される情報発信を続けていきましょう。
