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オウンドメディアとSNS、どっちを先に始めるべき?それぞれの特徴とともに解説

オウンドメディアとSNS、どっちを先に始めるべき?それぞれの特徴とともに解説
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「そろそろ情報発信をはじめたい。でも、オウンドメディアから作るべき?それともSNS?」
そんな風に迷った経験がある方も多いのではないでしょうか。どちらも今の時代に欠かせない発信ツールですが、それぞれに役割や特性があり、いきなり両方を同時に運用するのは難しいという声もよく聞きます。

この記事では、オウンドメディアとSNSの違いを整理しながら、それぞれを先に始めるメリット・デメリット、そして同時に進めた場合の特徴についても、わかりやすくご紹介します。目的や体制に合った選択のヒントになれば幸いです。

目次

オウンドメディアとSNSの違いとは?

まずは、それぞれの媒体が持つ特徴を見てみましょう。
オウンドメディアは、企業や個人が自ら所有し、長期的に育てていく「自社のコンテンツ拠点」です。記事の内容はある程度のボリュームがあり、1,500文字〜3,000文字ほどの構成で、読み応えのある情報提供を行います。テーマはノウハウや事例紹介、基礎知識などが中心で、検索流入を意識して作られることが多いです。

一方、SNSは気軽に投稿できる“日常発信型”のメディアです。短い文章や画像、動画などでテンポよく情報を届けられるのが魅力で、即時性や拡散力に優れています。タイムラインにどんどん流れていくため、鮮度が命ともいえるスタイルです。頻繁な更新が求められ、ユーザーとのリアルタイムなコミュニケーションにも向いています。

このように、オウンドメディアは「じっくり読んでもらう」「長く残す」ための場所、SNSは「まず知ってもらう」「広める」ための手段というイメージを持っておくとわかりやすいでしょう。

まずはどこから始めるべき?という悩み

オウンドメディアを先に始めるメリットとデメリット

オウンドメディアを先に立ち上げる最大のメリットは、「受け皿」を最初に用意できることです。SNSや広告で興味を持った人が、そのあとに詳しい情報を知りたいと思ったとき、しっかりと整理された記事コンテンツがあると信頼につながります。

また、検索エンジンからの流入が見込めるのも大きな強みです。良質な記事をコツコツ積み重ねていけば、半年後、一年後には自然検索から安定したアクセスが得られる可能性も高まります。

ただし、成果が出るまでには時間がかかります。立ち上げ時には記事の設計やライティング、CMSの準備などに時間と労力が必要です。更新してもすぐに反応が返ってこないため、「ちゃんと見られてるのかな…」と不安になることもあるかもしれません。

だからこそ、オウンドメディアは「じっくり育てる」覚悟を持って取り組む必要があります。短期的な反応より、長期的な資産化を目指す人におすすめの順番です。

SNSを先に始めるメリットとデメリット

一方で、まずSNSから始めるという選択は、とにかく手軽でスピーディです。アカウントを作ってしまえば、すぐに発信をスタートでき、投稿すればその場で「いいね」やコメントが返ってくることも。誰かの目に触れている実感が得られやすく、初期のモチベーション維持には向いています。

拡散力もSNSならではの魅力です。特に話題性のある投稿や共感を呼ぶコンテンツは、多くの人の目に触れ、フォロワー獲得につながることもあります。

ただし、SNSで流した情報は“流れていく”性質が強く、時間が経つと見られなくなってしまいます。検索性も弱く、昔の投稿は探しづらいため、資産としての残り方は限定的です。また、頻繁に投稿しないと存在感が薄れてしまうため、日常的な運用リソースも必要です。

さらに、発信には誤解や炎上のリスクもつきもの。内容やタイミング、言葉選びには常に気を配る必要があります。

オウンドメディアとSNSを同時に進めるという選択肢も

両者にはそれぞれの強みがあるからこそ、理想的なのは「同時並行で進める」運用です。

たとえば、オウンドメディアで書いた記事をSNSで紹介すれば、記事を読むきっかけをつくれます。SNSで日々接点を持ちつつ、「もっと知りたい」という興味に応える形で、じっくり読めるオウンドメディアへと誘導する流れが生まれます。

このように両者を連携させれば、情報発信の“循環”ができ、接点を増やしながら信頼も高めていけます。

ただし、両方を運用するには当然ながら手間も増えます。SNS用に短い投稿を作りながら、オウンドメディアのコンテンツも企画・執筆するとなると、一定の体制やスケジュール管理が必要です。内容やトーンに一貫性がないと、かえってブランドイメージがブレてしまう可能性もあるため注意が必要です。

SNS別の活用ポイント

SNSとひとことで言っても、サービスごとにユーザー層や拡散の仕組み、適したコンテンツは大きく異なります。
自社のターゲットや目的に合った媒体を選ぶことで、発信の効果が大きく変わってきます。

Instagram:ビジュアルで魅せるブランド発信に強い

Instagramは画像や動画をメインに情報を発信するSNSで、“世界観”や“雰囲気”を伝えるのに非常に向いています。店舗や商品、サービスの魅力を視覚的に表現したい企業にとっては、ブランディング効果の高いツールです。ハッシュタグを使った検索やリーチの工夫も欠かせません。

「映える」だけでなく、リール動画やストーリーズでの気軽な発信、フォロワーとの距離感の近いコミュニケーションも魅力です。

X(旧Twitter):タイムリーな話題での拡散力が抜群

Xはリアルタイム性が高く、速報的な発信や、時事ネタに絡めた投稿が拡散されやすいのが特徴です。投稿の寿命は短いものの、バズれば一気に多くの人の目に触れます。

文章だけでも手軽に投稿できるため、担当者のキャラクターを活かした運用や、企業の“声”を感じさせる情報発信にもぴったりです。

Facebook:地域密着・中高年層への信頼感のある発信に◎

Facebookは比較的年齢層が高く、地域性や実名でのつながりが強いSNSです。
企業や団体としての情報発信はフォーマルな印象を与えやすく、信頼性を重視した投稿に向いています。イベント告知や社内ニュース、プレスリリースなど、しっかりとした情報を丁寧に届けたいときに効果的です。

LinkedIn:BtoBや採用・業界内でのブランディングに強い

LinkedInはビジネス特化型のSNSで、BtoB領域や採用活動、業界内でのブランディングに最適です。職種やスキルごとのターゲティングがしやすく、プロフェッショナルな印象を与えることができます。

専門性の高いコンテンツや、代表者・社員によるナレッジシェア、企業文化の紹介などが効果的です。

オウンドメディア+SNSの具体的な活用例

以下は、オウンドメディアを含む主要な情報発信媒体について、更新頻度の目安、向いているコンテンツ、活用ポイントを一覧にまとめた表です。
「どの媒体でどんな内容を発信すればいいか」の参考にご活用ください。

媒体主なユーザー層更新頻度の目安適したコンテンツ活用の方向性
オウンドメディア幅広い層/情報収集目的の読者月2〜4回程度ノウハウ記事/導入事例/業界トレンド/Q&A/社員インタビュー/サービス解説など資産として蓄積し、信頼やSEO集客を長期的に強化
Instagram20〜40代/感度の高い層週2〜3回商品写真/店舗の雰囲気/スタッフ紹介/リール動画/キャンペーン情報/デザイン重視の投稿などブランドイメージ・世界観の発信/視覚的な訴求に強い
X(旧Twitter)10〜40代/速報や話題に敏感な層1日1〜3回以上が理想一言コメント/速報/リンク共有/時事ネタ/イベントの様子/投稿キャンペーンなど拡散力・リアルタイム性の活用/認知拡大に効果的
Facebook30〜60代/地域密着・ビジネス層週1〜2回イベント報告/社内ニュース/顧客の声/丁寧な告知/コミュニティ性のある投稿など実名性を活かした信頼構築/地域・企業活動の報告に向く
LinkedIn30〜50代/ビジネス・採用層週1〜3回程度社員の声/採用情報/業界解説/経営視点の記事/プロフェッショナルな知見の共有など採用ブランディング/BtoB向けの専門性発信に強み

まとめ:目的と体制に合わせて、無理なく始めるのが正解

オウンドメディアとSNS、どちらを先にやるべきかは、「絶対にこっち!」という正解があるわけではありません。重要なのは、自社や自分の目的、体制、発信の得意不得意に応じて選ぶことです。

ブランディングや信頼構築を長期的に目指すなら、まずはオウンドメディアから。反応を得ながら発信に慣れたいなら、SNSから。
余力があれば、両方をうまく連携させながら、“発信の土台”と“拡散の入り口”を同時に育てていくのが理想です。

まずは、無理なく続けられる形から始めてみてください。そして、どちらを選んでも大切なのは、「読み手にとって価値のある情報を届ける」こと。その軸さえぶれなければ、どちらの方法でも成果は見えてくるはずです。

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